ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋スターゲイト シェフ 恒川 政幹CHEF TABLES料理に携わってきたこの三十年余り、自身使用した事の少ない食材の一つ、ウサギの肉を選びテリーヌに仕上げました。日本では馴染みのないウサギ肉ですが、ヨーロッパでは価格も安くスーパーでも普通に牛肉や豚肉、鶏肉と共に売られており、家庭でもかなり頻繁に食され、肉の中にフォアグラやトリュフを詰めた「リエーブル・ア・ラ・ロワイヤル」という超高級料理もあるほどです。鶏肉に似た食感でありながらその何倍ものコクと旨味を持ち、カリウムを多く含んでいるため、貧血の予防や動脈硬化、高血圧の予防にも良いとされています。江戸時代、徳川家康も正月にはウサギ汁を食べる風習があったとされています。コロナからの回復の兆しが見え始めた二〇二三年の卯年はウサギの様に「大きく飛躍」し私たちの生活が「大きく向上」することを切に願います。飛躍の象徴- SEASONAL FAIR -early summerGOURMET FAIR魅力的な初夏のグルメフェアを開催グランコートNewsvol.1342023May. - Jun.- CHEF’S TABLE -Sky RestaurantSTAR GATEオープンキッチンから届くフレンチをベースにしたフュージョン料理
元のページ ../index.html#2