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vol.142- SEASONAL FAIR -- CHEF’S TABLE -“実りの秋”が到来グランコート名古屋で極上のダイニング体験をこの料理は、今から100年前に生まれ20世紀最高のソプラノ歌手と呼ばれた歌姫“マリア・カラス”が、フランスの三ツ星レストラン“マキシム”で仔羊を好んでオーダーされたことから、日本人の井上旭シェフが考案した料理です。フランス料理の料理人を志すものにとっては憧れの料理であり、一度は挑戦してみたい逸品です。仔羊のロース肉の芯の部分を取り出して脂と筋を取り除き、フォアグラ・トリュフ・シャンピニオンデュクセルを巻き入れたものを綱脂・フィユタージュで包み、高温で焼き上げます。ソースには、ポルト酒にトリュフ香るペリグーソースを使い、付け合わせには秋の味覚であるフランス産キノコ“ジロール”とタイム香るさつま芋のポワレを添えました。 この一皿はフランス料理の伝統と、日本人の料理に対する情熱が生んだ料理です。ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋もこの料理のように、これからも伝統と情熱を持って、皆様をお迎えいたします。ANAクラウンプラザホテルグランコート名古屋ホテルナゴヤキャッスルなどで経験を積み、2014年4月、「スターゲイト」シェフに。同年6月、日本エスコフィエ協会からフランス料理界では最高の名誉となるディシプル・ド・オーギュスト・エスコフィエの資格を授与。洋食料理長 松本 茂雄(伝統と情熱)グランコートNews2024Sep. - Oct.仔羊のパイ包み焼き“マリアカラス”《tradition et passion》(伝統と情熱)秋の味覚仔羊のパイ包み焼き“マリアカラス”《tradition et passion》CHEF STABLE

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